2016年06月10日 - ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
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2016年06月10日 [Default]
2015年度に全国の労働局に寄せられた労働相談は、前年度より0.2%増えて103万4936件だったとのことです。

そのうち、パワハラなど「いじめ・嫌がらせ」は7.0%増の6万6566件と13年連続で増加という結果でした。

上司や先輩からのひどい暴言を受けたなど上下関係の相談が多いとのことです。

パワハラ

どうしてこのような問題が起きてくるのでしょう?
私は、そういう問題が起きる企業は、経営者をはじめとするトップの人間が、職場環境を良くするという認識が薄いからだと思います。
経営者は従業員全員を管理する必要があります。
それが難しければ取締役や部長・課長等の役職者に思いを伝えて管理する必要があります。

最近では「パワハラ」や「マタハラ」などハラスメントに関するチェックが厳しくなっているのにこういう問題が起きる。
残念でなりません。
認識が薄いというか、自分たちがやっていることがダメなことだと分かっていないのかもしれません。

従業員は職場環境(上下関係・同僚との関係)が良ければ気持ちよく働くでしょう。
会社としては、従業員が気持ちよく働いてくれれば、必ずモチベーションも上がり生産性も上がってくるでしょう。
トップたる者このぐらいわからないようではトップにいる資格がないのではと感じてしまいます。

私も、以前のサラリーマン時代に社長や直属の上司からずっと無視された経験があります。
暴言とかは一切なく、ひたすら無視です・・・。
こんなことをされたらモチベーションどころじゃないですよね。
無能な人たちだと思って私も関わりませんでしたけど、その会社で続けていけるわけがありません。

やはり会社は組織なので、経営に携わるみんなが気持ちよく働けて、仕事に邁進できる環境作りが必要だと思います。
ウィンウィンの関係が会社にも従業員にも必要なのです。

私は、そういった意味で今までの従業員として長く働き、多くの経営者や役職者を見てきた経験と、社会保険労務士として経営者側の視点で従業員を見てきた経験を併せ持っております。
簡単に言えば経営者と従業員の気持ちが理解できるので、それに即した社内環境整備のお手伝いができると思います。
社内環境を良くしたい等お考えでしたらご相談いただければアドバイスさせていただきます。

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