2016年07月 - ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
就業規則作成 助成金申請なら
2016年07月06日 [Default]
我々社会保険労務士は6月から7月が年に一番の繁忙期となっております。

何故かというと、
労働保険の申告と社会保険の算定基礎届及び調査、賞与支払届がいっぺんに来るからです。
一昔前は申告時期が多少なりともずれていてゆとりがあったんですがね・・・。

労働保険申告
算定基礎届

というわけで、最近はもっぱらこれらの業務にかかりっきりです。
とはいっても労働保険の申告、納付期限は7月11日ですのでほぼほぼ完了致しました。
算定基礎届も半分ぐらいは完了したでしょうか。
調査は残ってますけど・・・。

忙しいですけど仕事があるということで全然苦にはなりません。
しかも今まではサラリーマンでいくらやっても歩合も何もなかったですけど、今は個人事業主ですからモチベーションも違います。
この時期だけでなく、いつも忙しいぐらいになれるようにもっともっと頑張っていきます。

経営者の皆様でご自分で労働保険の申告や算定基礎届の手続き及び調査をする方もいらっしゃると思います。
労働保険の納期限にはご注意ください。
第1期は7月11日です。(多少遅れても延滞金は無いですけどね・・・)
算定基礎届は調査がある場合は注意が必要ですね。
気が付かないところを指摘されて、遡及して保険料納付なんてことにならないようにお気を付けください。

もちろん今からでもスポットでも当事務所は代行を承っておりますのでお気軽にご相談ください。

これから夏に向けてどんどん暑くなります。
体調管理には十分ご注意ください。

皆様のご健勝を心より祈念しております。

2016年07月04日 [Default]
雇用保険料率は今年4月に引き下げられたのは周知のとおりです。
雇用保険加入者を多く抱える企業にとってはありがたいことですね。
労働保険の申告を行ったばかりですが、確定保険料と概算保険料で大きな違いが出たと思います。

そしてこの度、まだ引き下げから3ヶ月も経たないうちに雇用保険料率を更に下げる方向になっています。
具体的には、今の保険料率から更に0.2%下がる方向とのことです。
年末までに詰めるということですから、また来年の4月にもしかした引き下げられるかもしれません。

「やったー!!」と素直に喜んでいいのでしょうか??

短期的に見れば当然保険料率が下がれば納める保険料が減るため助かります。
しかし、この引き下げは「失業率が改善し、失業給付を受ける人が減っていて、雇用保険の積立金に余裕がある」からです。
「余裕があるうちに大盤振る舞いだ〜!!」

そして、育児休業給付の受給期間も現在の最長1年半から2年に延ばす予定とのことです。
まー、こちらは現状の社会課題に則っているし良い政策だと思います。

さて、この大盤振る舞いを皆様はどう思いますか?
先にも述べた通り、現状は「積立金に余裕がある」からというものです。

では、景気が悪化して失業者が増え、急激に失業給付の受給者が増え、雇用保険の積立金が減ってしまったら・・・?

失業給付受給

今の世の中、日本だけでなく不安定な世界情勢に大きく企業業績も影響を受けます。
可能性がないとは絶対に言いきれません。
「想定外」は言い訳になりません。

私個人的には、もう少し状況を見極めてからの方がいいのではと考えてしまいます。
このつけが将来的に一気に雇用保険料率大幅アップにもつながりかねません。

何事もそうですが、目先ではなく、将来的なビジョンをもった方がいいと思います。
国にもそういった考えを持っている人がいて、なおかつ問題ないと判断していればいいのですが・・・。

嬉しい反面、大いに気になるニュースでした。

2016年07月01日 [Default]
以前に京都府の寺院の件でブログを書かせていただきましたが、今回は長野県です。

いずれも名前を聞けば大方の方は知っていると思われる超有名寺院です。

お寺

長野県で一番有名なお寺。
その寺院のトップである「貫主」が、女性職員に対して「セクハラ」、「不当な異動人事」、「差別的な発言」という一連の言動を行ったということで、信徒が辞任を求める事態に発展しているとのことです。

「貫主」はそういった事実を否定しており、今後争いになると思われます。

企業と同じで、職員に対し不当行為を行えば当然争いになってしまいます。
争いの結果はどうなるかわかりませんが、何よりも「イメージ」の悪化が問題ではないでしょうか。

全国各地からその寺院を目当てに訪れる方も多いと思われます。
それなのにこんな報道が出てしまっては、相当な寺院に対するイメージダウンは避けられませんね。
今後の訪問する方の減少もさることながら、堅調に伸ばしてきた信徒の減少にもつながりかねません。

企業もお寺も関係ありませんね。
ちょっとした不注意で報道されてしまえば、イメージは崩れ落ちてしまいます。
何かを行うときは、一歩立ち止まって思慮してから行動することを強くお勧め致します。

私もこの寺院には、車での旅の途中に訪れたことがあります。
着いた時には既に夕方であたりは暗く、通り過ぎただけといった方が正しいですね。
それでも、今度はゆっくりと訪問したいと強く思っておりました。
しかし、寺院は有名で立派でも、そこのトップがそんな人だと思ったら興醒めしてしまいます・・・。

調子が良くても「驕ることなかれ」ということだと思います。
当事務所も気を引き締めていこうと思いました。


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