2017年09月28日 - ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
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2017年09月28日 [Default]
経営者の皆様、社会保険料の負担は大きいですよね。
どこの経営者の皆様も頭を悩ませていることと推測されます。
少しでも負担を軽減できないか?という相談も多く寄せられます。
ただ、現状では限りある方法で対応するしかないのが現実です。

さて、この度、東京都にあるタクシー会社で社会保険料の納付逃れがあることが発覚しました。
大小様々こうした事例はあるのですが、なかなか珍しいケースです。

納付逃れの方法はこうです。
当然、東京都でタクシー会社を経営しているので、本来であれば社長他従業員の社会保険料は、大凡給料によって決定される等級に基づいて徴収されることになります。
従業員が多ければ負担は大きくなります。
社会保険加入者の給料及び等級が高ければ高いほど負担は大きくなります。
この会社は、香港に別会社を設立しました。
そして、従業員の一部をこの香港の会社に転籍させます(形式上だけでしょうが・・・)。
更に、転籍させた職員を、東京の本社に出向させるという方法を取りました。
これによって何が納付逃れか?
香港の会社が従業員たちのメインの在籍企業としたことにより、香港では社会保険料は発生しない。
そして、保険が無いのも何なので、一律15万円を毎月東京の本社から給与として支給する形を取ります。
2か所給与です。
社会保険については、15万円分の保険料のみを申告し、納付していたというものです。
これにより、本来納めるべき保険料の半額以下の保険料しか納付していなかったわけです。

いや〜、この会社もよく考えたな〜、というのは感じます。
必死だったのでしょう・・・。
でも、惜しい!!
業種が違って、方法をもう少し変えれば合法になる可能性がある中身です。
まあ、タクシー会社ということで難しいのですが・・・。

これでは、少し前に話題になった、税金逃れのタックスヘイブンと同じようなものです。
タックスヘイブンが認められない以上、社会保険でも認められないのは当然ですよね。

結論を申し上げると、タクシー会社は過去2年分の納付逃れ分を分割納付しているとのことです。
そして、厚生労働省はこうした事例が他にもないか徹底調査を始めることになりました。

社会保険料逃れ

社会保険料・・・抑えたいですよね。
しかし、方法論で申し上げると、どの社会保険労務士も同じことを言うでしょうし、ネット上にいくらでも載っています。
たまに、ブラックな方法で社会保険料逃れを指南している社会保険労務士もおりますが・・・。

前に述べた、「業種が違って、もう少し方法を変えれば」というのは一つの大きな削減策です。
この方法は、ネット上でもあまり記載がないです。
しかも当然合法です。
ヒントは、「法人」「個人」「任意適用」「2か所給与」といった感じでしょうか。
ただし、当てはまる業種は少ないのは事実です。
そして、当てはまったとして、保険料を抑えられたとしても「別のデメリット」もあるのが実情です。
なかなかうまくはいきません・・・。

しかし、我々専門家にご相談頂ければ、普通にやっているよりは多少なりとも保険料削減方法をお伝えできる可能性があります。
是非とも、お気軽にご相談頂ければと思います。

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